「今週の土曜、タコでも小突かない?」
昨夜のアナゴの疲れが残る木曜の朝、近所のエビキチさんからメールがきた。
タコねえ〜、楽しいし好きだけど、芽生大がタコ硬くてきっとまだ食べれないんだよね〜…。だから去年も行かなかったし…。
イカもそのおいしさは分かるみたいで、刺身でも一夜干しでもバクバク口にはするんだけど、しばらくモグモグやったらべ〜って出しちゃう。
もったいないっちゅーか、切ないっちゅーか。
それでも、日曜は雨予報だし、エサのタチウオはまだ始まってないし。
バカオヤジの釣る楽しみか、妻、子供に食べさせるヨロコビか。
しばし悩んだ結果、まあせっかくだし、お誘いに乗ってみよーかなーと^^;
ええーい!2歳児にはマダコはまだ早えーんだヨ!ってことで行ってきたのが、
小岩の豆丸さん。
そういやここは、朝7時くらいにうちのマンションの前の川(旧江戸川)を必ず通っていく船だった。
ちょっとした川旅も楽しみつつ、一路富津〜大貫沖へ。
実は、芽生大のお食い初め用のマダコゲット以来、2年ぶりのマダコ釣りだ。
去年はイイダコにハマってたんだね…^^;←これは1歳半でも食べられた。
水深10mちょい位かな、50号オモリのテンヤをコツコツ小突いていると…、
「おしっ!キター!!」
で、キロ未満のをポーン!
「お!また乗ったー!」
で、同サイズのをポーン!
と、いきなり連チャンしてんのは、なんと相方のタコキチさん。
KYな釣りっぷりに若干ひるみつつも、タコの方にけっこうやる気はある様子で一安心。
タコ釣りでは、他人がバカバカ釣っても、平常心を保つことが大事なのだ。
海底を小突くテンヤの重さに神経を集中していると、ヌオッ!?としがみつかれたぞっと。
しばし同じ場所で小さく小突いて、よっしゃー!と大合わせ!
この軽さは同じかんじの500〜600g級。
相方にちょっと遅れてオデコ脱出。
トモ方面からは「乗らないよ〜」などとボヤキが聞こえてくるが、タコは胴の間でも全然イケるからいい。
根かタコか、海底のテンヤの様子に集中して、タコをテンヤにロックオンさせたなら、絶対逃しちゃダーメ。
しっかり乗せて、しっかり合わせる。
基本を守りつつ、小突いていると、相方がまたもやポーン!
潮回りして落した途端に、またまた…!?
おお〜!いい型じゃーん!の2キロ級!
こっちはなんとかもう1杯追加したものの、あれよあれよという間に、相方はな、な、なーんと5杯目だとさ!
キャー!もう、まだ10時すぎだってのに、トモの2人やミヨシの人らはまだオデコなのに、胴の間でこの勢い!
うーん、平常心、平常心。
と、船下にかっ込む流れになったと思ったら、ムギュッ!?
ヨシヨシ…。
そのまま、そのまま。このカニはおいしいぞ〜。
ギヒヒヒヒ…コツコツコツコツ…、ギューン!で、1キロ級。
取り込んで、投げたテンヤが底に着いたら、ビタッ!!!
んん〜、こういう展開、たまらんね〜!
今度はたぐる腕に力が入る、結構重いぞ!の1,5キロ級。
一方、相方のタコキチさんは隣のおっちゃんのボヤキのせいか失速激しく、カラ合わせが目立ち始めた。
昼ごろ、小さいのを追加してなんと5杯目。
「並びましたね〜。うひひひひ」
「追いつかれちゃうよ〜。うはははは」

テンヤのカニは、足もハサミも取れてちっとも美味しそうじゃなくなっていた。
しかし、不思議なことに小突けば乗る乗る魔法のテンヤに変化していた。
東京湾のマダコといえば、5杯も捕れば普通は大成功。
なのに、この2人は律儀にもサボることなく仕掛けを入れ続けた。
今なら、マダコでつ抜けできるかもしれん。
そんな目論みも芽生えはじめていたのかもしれない。
軽く投げてトントン手前に引きずってくると、ヌギュッ!と止められ、合わせた腕がしばらく上がらないほどの重量感がー!!
いいのキタよ、これ!!

やったー!の2キロジャスト。
しかも6杯目ー!おれってグレイト〜!!
「抜かれちったよ〜!」
と叫びつつもタコキチさん、
「追いついたー!」でまたまた乗せて6杯目!
「もうそろそろ終わりでしょー?…んん!?あららららー!」
で、なんとこっちが7杯目追加!
「まだまだ終わりじゃないぜー!ぬおおおおおー!!」
と、またまた乗せて7杯目。
「じゃー、上がりましょうか〜」
ふうふう……。
熱かったぜ…。
網袋満タンの、ズッシリ重い良型マダコ7杯。
タコ釣りに来て、これほどエキサイトしたのも初めてだった。
とにかくとにかく、ムチャクチャ楽しかった。
誘ってくれたサットさん、ホントありがとう。

その夜、メイタはやっぱしタコをベェ〜だった…orz
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